保育士は、児童福祉法における国家資格です。就労や療養などの事情で保育が行えない保護者に代わり、就学前までの乳幼児の保育と保護者に対して保育の指導を行うことができます。
働く保育施設(いわゆる保育園)では、保護者に代わって食事や排泄といった身の回りのお世話だけを行うのではありません。規則正しい生活リズムをつくることや、心身の変化を把握して適切に対応します。
子どもが保育園で学ぶことはたくさんあります。人とのコミュニケーションのとりかたや協調性などを身に付けたり、自主性を育てたり、命や自然への関心を高めたりします。そんな子どもの成長や発達の段階に応じて、保育士は関わります。